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研究開発プロジェクト紹介

新たな高齢者の健康特性に配慮した生活指標の開発 <カテゴリーⅠ>

鈴木隆雄

研究代表者:鈴木 隆雄
独立行政法人国立長寿医療研究センター 研究所長

(研究期間:平成22年10月~平成25年9月)

プロジェクトの目的から成果まで。 全体概要はこちら
JST版活動能力指標利用マニュアルはこちら


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No.14 現代の高齢者の活動能力を測定するための新しい指標を開発!


プロジェクトの目標

①新たな高齢者の健康特性や社会環境に配慮した新しい生活機能の指標の開発

生活機能とは:WHO(世界保健機関)のICF(国際生活機能分類)の基本概念で、「心身機能・構造」(心身の働き)、「活動」(身の回り動作などの生活行為)、「参加」(家庭や社会の中での役割)の3者から成ります。


プロジェクトの概要

 著しく進展した高齢社会においては、高齢者一人一人の能力(特に自立能力)を見極め、社会参加や社会貢献へと導入するためには正確かつ効果的な生活機能評価が必要不可欠である。我が国においては、このような評価は1986年に開発された「老研式活動能力指標」が信頼性・妥当性の確立した唯一の世界的にも認められた指標となっているが、いかんせん四半世紀前の1986年当時の高齢者における生活機能が標準となって測定されものであり、用いられている質問も必ずしも今日の現状を適合するものではなくなっている。

 今回の研究開発プロジェクトでは、現代日本の高齢者の自立の視点から、生活機能の維持のための最適な評価指標の確立について、新しい生活機能評価指標を作成するために調査研究を実施する。

 具体的には、

①概念検討および予備項目の作成と予備調査の実施(初年度実施)、すなわち地域在住高齢者にとって「自立して,張り合いを持って生活を送る」 ために必要な項目を先行研究等から検討し,本調査で検討すべき項目を取捨選択し、異なる居住地域(東京都板橋区等の都市部,農村部)を含む地域高齢者を対象として実施する。

②本調査(次年度実施)は、予備調査により作成した新指標と老研式活動能力指標の等化を行う作業を通じて,従来の指標と同一の評価軸上で評価可能な新しい指標を完成させ,その信頼性および妥当性を検討する。

 対象者は、東京都健康長寿医療センターの継続研究コホート(東京都板橋区)の地域在住高齢者を含む約2,000名である。得られたデータは、統計処理することによる新指標の構成を行なうものである。


研究開発への関与者

東京都健康長寿医療センター
特定非営利活動法人 生活・福祉環境づくり21


コミュニティ紹介 ~ 東京都板橋区 ~

 この研究では日本の高齢者全体の調査をするために特定のコミュニティは設定していないが、大都市の例としては東京都板橋区を設定している。 板橋区は東京都の北西部にあって、庶民的な下町のイメージのある地域である。 中小企業中でも医療や福祉に関連する企業が比較的多く、隣の北区とともに、それらの産業活性化を目指した「北区・板橋区地域活性化プロジェクト」(通称KICK-プロジェクト)なども実施されてきた。
 今回のプロジェクトではこの板橋区に住む、高齢者を対象として東京都老人総合研究所(現東京都健康長寿医療センター)が2001年から実施している老化に関する長期の追跡研究(TMIG-LISA)の参加者にも協力を頂き、開発しようとする新しい指標(質問票)の判りやすさや分量などについての事前調査、あるいは本格調査の一部などを実施する予定となっている。


イベント情報

現在、開催予定のイベントはございません。


報道情報


プロジェクトのこれまでの動き

第1回領域シンポジウム 発表資料(PDF:717KB)
第2回領域シンポジウム 発表資料(PDF:1,006KB)
平成22年度採択プロジェクト 成果報告シンポジウム 発表資料(PDF:586KB)
第4回領域シンポジウム ポスター(PDF:550KB)
平成27年度領域シンポジウム ポスター(PDF:870KB)


現場通信

2011年2月21日 サイトビジット報告
2011年7月22日 サイトビジット報告


研究開発実施報告書

平成22年度研究開発実施報告書(PDF:473KB)
平成23年度研究開発実施報告書(PDF:445KB)
平成24年度研究開発実施報告書 (PDF:507KB)
研究開発実施終了報告書(PDF:2,350KB) 参考:指標利用マニュアル(PDF:1,545KB)    


関連リンク

東京都健康長寿医療センター
国立長寿医療研究センター



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