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研究開発プロジェクト紹介

在宅医療を推進する地域診断標準ツールの開発 <カテゴリーⅠ>

太田秀樹

研究代表者:太田 秀樹
医療法人アスムス 理事長

(研究期間:平成22年10月~平成25年9月)  太田プロジェクトホームページ

プロジェクトの目的から成果まで。 全体概要はこちら

RISTEX ホームページ「研究者へ直撃取材!」コーナー
No.9 「在宅医療」の推進を通して、新たな地域づくりを目指す

プロジェクトの目標

① 在宅医療を推進するための地域診断標準ツールの作成

② 在宅医療推進のための市民への啓発セミナーの開催

③ 望めば人生の終焉まで暮らせるコミュニティーの創造


プロジェクトの概要

 わが国の超高齢社会は、医療への期待や役割を大きく変化させた。命の量を追及し、回復の期待が薄くなった病態での病院医療への疑問も聞かれるようなり、キュアからケアへと言われるように、人生の質を担保する在宅医療の重要性が見直されつつある。

 代表研究者は開業医として、訪問看護を機軸とし、コミュニティーのさまざまな社会資源を活用し、いろいろな組織とネットワークを構築しながら、人生の終焉まで支える24時間365日対応する在宅医療を20年間行っている。

 国民の大部分は、住み慣れた自宅で最期まで療養することを希求しているが、医師がそれに応えたとしても、在宅医療が一般的な医療の形態として受け入れられているわけではない。そこで、その理由を解明して、望めば在宅医療が受けられるコミュニティー構築のための方策を示したいと考えた。

 医療法人アスムスが、まったく同質の在宅医療を提供している茨城県結城市と栃木県栃木市を選び、両市を比較しながら、在宅医療を推進する因子と阻害する因子を抽出し、地域診断を通して、推進のために行うべき課題を知ることが必要である。

 診断ツールは、①介護・医療の提供者、②サービスの受け手、③制度、④基礎自治体の意識や地域連携の体制、⑤文化伝統など、5つの領域に、それぞれ複数のパラメータを置いて、在宅医療推進のための地域力を評価、課題解決を試みたい。同時に市民意識の改革に向けた啓発活動を行い、在宅医療推進の橋頭堡を築きたい。


研究開発への関与者

自治医科大学
順天堂大学
佐野短期大
一般社団法人 コープ福祉栃木
医療法人 アスムス(在宅療養支援診療所)
有限会社 オリーブ(訪問看護ステーション)
株式会社 メディカルグリーン(保険調剤開局薬局)
蔵の街コミュニティケア研究会
栃木市トータルサポートセンター
結城市社会福祉協議会
社会福祉法人 スイートホーム(特別養護老人ホーム)
社団法人 全国在宅療養支援診療所連絡会


コミュニティ紹介 ~ 栃木県栃木市・茨城県結城市 ~

結城市の風景
結城市の風景
栃木市の風景
栃木市の風景

 栃木県旧栃木市(人口8万人:平成22年4月市町村合併にて大平町、都賀町など合併して14万人となる)と茨城県結城市(人口5万人)は、どちらも、北関東の伝統ある都市である。関東平野の北西に位置し、東北新幹線が停車する小山駅を起点に、両毛線で西に栃木市、水戸線で東に結城市がある。首都圏とはいえ、主たる産業は農業で、独特のイントネーションの方言を残している。両市は、文化圏、商圏を共有し、栃木市は小江戸と称され古い蔵が数多く残り、蔵の街として観光にも力をいれている。一方、結城市は結城紬で全国的にも有名で、古い町並みを残している。
 在宅療養環境を左右する住宅事情は良好で、さらに三世代同居率も高く介護力としても期待できる。


イベント情報


報道情報

こちらをご覧ください。


プロジェクトのこれまでの動き

第1回領域シンポジウム 発表資料(PDF:757KB)
第2回領域シンポジウム 発表資料(PDF:1,730KB)
平成22年度採択プロジェクト 成果報告シンポジウム 発表資料(PDF:1,957KB)
第4回領域シンポジウム ポスター(PDF:513KB)
平成27年度領域シンポジウム ポスター(PDF:1,128KB)


現場通信

2011年1月9日 サイトビジット報告


研究開発実施報告書

平成22年度研究開発実施報告書(PDF:1,031KB)
平成23年度研究開発実施報告書 (PDF:454KB)
平成24年度研究開発実施報告書 (PDF:479KB)
研究開発実施終了報告書(PDF:4,212KB)  参考:アンケート結果(PDF:580KB)   


関連リンク

医療法人アスムス
在宅ケアネットワークとちぎ



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