HOME採択プロジェクト/平成26年度採択  脳活動画像化による認知症予防

採択プロジェクト

平成26年度採択

脳活動画像化装置による認知症予防プログラムの社会実装

実装責任者 脳機能研究所 田中 美枝子

概要

 高齢化が進み、認知症患者数462万人、その予備軍の軽度認知障害(MCI)患者が400万人(平成24年時点)と言われる中、MCIの段階で早期発見し認知症に進行するのをくい止めることが社会的課題となっている。一方、認知症予防活動は本人や家族が効果を実感できなければ継続が困難である。
 本実装活動では、認知機能の変化を「見える化」する技術を提供し、MCI患者の認知症予防活動の効果的な取組みの支援を行う。脳波を用いた脳活動画像化装置(NAT)の利用を組み込んだ認知症予防プログラムをデイケアなどの医療機関に実装し、普及を目指す。

【主たる協働組織(活動地域)】
筑波大学、(株)ルネサンス
(茨城県、東京都周辺)

図1 脳活動画像化装置による認知症予防プログラムの社会実装(説明図)