研究開発成果実装支援プログラム

実装責任者　中央大学 理工学部　准教授　諸麥 俊司

概要

頚髄損傷者を始め、手指に麻痺を負う人々は介助を要する生活を余儀なくされ、生活の自立を大きく妨げられている。手指麻痺は生活の質の低下だけでなく、就労など社会参加機会の制限にも繋がっている。本活動では、開発した能動装具、パワーグローブに更なる改良を加え、実用的モデルを開発するとともに、各種工学的試験評価および臨床的試験評価を経て、その有効性や安全性を示す。さらに、補装具登録の申請や、認知度の向上、流通システムの整備等を含めた多角的な取り組みを通して、早期の社会実装を目指す。