HOME採択プロジェクト/平成24年度採択  発達障害の子どもへの早期支援のための「気づき」・診断補助法の実装

採択プロジェクト

平成24年度採択

発達障害の子どもへの早期支援のための「気づき」・診断補助法の実装

実装責任者 大阪大学大学院 大阪大学・金沢大学・浜松医科大学・千葉大学・福井大学 連合小児発達学研究科 科長 片山泰一

概要

発達障害(特に自閉症スペクトラム障害)の客観的診断指標はない。このことが、家庭における「気づき」の遅れの一因となり、その先の社会的不適応につながる。発達障害の簡便かつ客観的なスクリーニング法の開発とエビデンスの収集は喫緊の課題である。本事業では、乳幼児でのユーザビリティ検証を経た「早期診断補助装置」試作機を2期に分けて製作し、これを、自治体・医療機関における乳幼児健康診査や診断過程に盛り込み、診断予測精度の大規模な検証を行う。平成27年度にスクリーニング法を確立し、事業化・普及の基盤とする。
【協力機関・協力自治体】
静岡大学、(株) JVCケンウッド、佐賀県、佐賀市、大阪府、池田市、静岡県