2016.11.25

平成28年度新規プロジェクトの決定

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「人と情報のエコシステム(HITE)」領域は、11月1日より研究開発を始動しました。

HITE領域では、6月~8月にかけ初年度の公募を実施しました(募集要項はこちらから)。その結果、研究開発プロジェクト54件、プロジェクト企画調査13件と、沢山の応募をいただきました。総括および、産学官の多様なメンバーによって構成されたアドバイザーによる選考を実施し、全67件の提案の中から11件のプロジェクトを決定しました。

採択されたプロジェクトは下記の通りです。また、それぞれのプロジェクトの概要については、「community」ページで紹介しています。

■研究開発プロジェクト

・「多様な価値への気づきを支援するシステムとその研究体制の構築」 江間 有沙(東京大学 教養学部附属教養教育高度化機構 特任講師)

・「日本的Wellbeingを促進する情報技術のためのガイドラインの策定と普及」 安藤 英由樹(大阪大学 大学院情報科学研究科 准教授)

・「「内省と対話によって変容し続ける自己」に関するヘルスケアからの提案」 尾藤 誠司(独立行政法人国立病院機構 東京医療センター 臨床研究センター 政策医療企画研究部臨床疫学研究室 室長)

・「未来洞察手法を用いた情報社会技術問題のシナリオ化」 鷲田 祐一(一橋大学 大学院商学研究科 教授)

・「法・経済・経営とAI・ロボット技術の対話による将来の社会制度の共創」 新保 史生(慶應義塾大学 総合政策学部 教授)

■プロジェクト企画調査

・「分子ロボット技術に対する法律・倫理・経済・教育からの接近法に関する調査」 小長谷 明彦(東京工業大学 情報理工学院 教授)

・「社会システムと情報システムの相互作用を促す共進型社会実験プロジェクト管理手法の検討~ITS(高速道路交通情報システム)の実用化を事例として」 手嶋 茂晴(名古屋大学 未来社会創造機構 特任教授)

・「人間と情報技術の共進化を目指す共創コミュニティALife Lab.の構築」 岡 瑞起(筑波大学 システム情報系 准教授)

・「多種ステークホルダーが関与した教育・育児支援ロボット技術の開発手法に関する調査」 田中 文英(筑波大学 システム情報系 准教授)

・「高度情報社会における責任概念の策定」 松浦 和也(秀明大学 学校教師学部 専任講師)

・「リアルタイム・テクノロジーアセスメントのための議題共創プラットフォームの試作」 標葉 隆馬(成城大学 文芸学部マスコミュニケーション学科 専任講師)