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J-STAGE中長期戦略の策定・公開について

2019年03月15日

科学技術情報発信・流通総合システム(J-STAGE)

https://www.jstage.jst.go.jp/browse/-char/ja

J-STAGEでは、今後5~7年程度の運営方針をまとめた「我が国のジャーナル振興に向けたJ-STAGE中長期戦略」を策定し、2019年3月15日に公開しました。

J-STAGEは、国内学協会等が発行するジャーナルの電子化プラットフォームとして、1999年の運用開始以来、時代の要請に応えてきました。しかしながら、近年、ジャーナルの電子化プラットフォームの技術的な進歩は早く、提供する機能も多彩になっており、また、研究ワークフローが多様化するなど、ジャーナル出版を取り巻く状況が急速に変容しています。

これまで、J-STAGE事業方針有識者委員会による「科学技術情報・発信流通総合システム(J-STAGE)事業のあり方について(報告)」(2013年)に則り、事業を推進してきたところですが、前述の状況にあることから、外部有識者によるJ-STAGEアドバイザリー委員会(2018年3月設置)により、新たな中長期戦略を策定しました。

本戦略では、均一的なサービスを全てのジャーナルに提供するというこれまでの運営方針を大きく転換し、ジャーナルの目的・戦略によって提供するサービスを変えることに加え、ソフト面での支援も提供することにしました。さらに、必要とされ、効果のあるサービスを提供できるよう、利用機関とのパートナーリングの下にパイロットプロジェクト(サービス企画・設計、効果の検証などを行う)を積極的に実施していきます。

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