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JST-ライプニッツ協会(ドイツ)による共同ワークショップの開催

2017年9月20日〜22日、科学技術振興機構(JST)とライプニッツ協会(the Leibniz Association)は、協力覚書に基づき、ドレスデンにあるライプニッツ高分子研究所(Leibniz Institute of Polymer Research Dresden , IPF)にてワークショップ「Advanced Material Sciences」を共催しました。

ワークショップの主なテーマは、先端光学及びフォトニクスでした。地球上に存在するIoT(Internet of Things)スマートオブジェクトの数は、2020年までに2,000億個に達すると予測されています。日々、2.5 Exabyte(10の18乗)にも及ぶデータが生成されていますが、この数字は、文明の幕開けから2003年までに生成されたデータ量の半分にあたります。こうしたIoT時代では、様々な現象を計測及び計算処理し、効率の良い安全な方法で大量のデータを伝送するために、最新の光学技術とフォトニクス技術が重要な役割を果たします。

このワークショップは、JSTの戦略研究プロジェクト(CREST「新たな光機能や光物性の発現・利活用を基軸とする次世代フォトニクスの基盤技術」領域)の研究総括である北山研一教授とIPF所長のブリジット・フォイト(Brigitte Voit)教授を議長とし開催されました。日本の様々な機関及びライプニッツ協会傘下の8つの研究所から50人近くの研究者が集まり、先端光学やフォトニクス分野における最新の研究成果を発表し、材料、デバイス、それらの応用について議論がされました。日独双方の資金配分機関からも関係者が参加し、今後の協力について話し合う良い機会となりました。特に高分子、光ルミネセンス材料、ナノサイエンス、フォトニクス、テラヘルツ帯を含む計測技術といった分野での協力が検討されました。ワークショップに参加したJSTの濵口理事長とライプニッツ協会のマティアス・クライナー会長は、両組織間の良好な関係を維持することの重要性を強調しました。