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熊本地震からの早期復興に向けて

熊本復興支援

協定締結式後、握手を交わす原田議長(左)と濵口理事長(右)。

昨年4月に発生した熊本地震から1年以上が経過し、早期復興に向けたさまざまな支援を継続して実施しやすい環境を整えるべく、7月21日に熊本大学で地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(熊本地方COC+)推進協議会のCOC+参加校(熊本大学、熊本県立大学、九州看護福祉大学、熊本学園大学、尚絅大学・尚絅大学短期大学部、崇城大学、東海大学、熊本高等専門学校)とJSTとの連携および協力に関する協定を締結しました。

JSTでは東日本大震災においても、科学技術を通じた復興支援に尽力してきました。活動の1つとしてマッチングプランナーが被災地企業のニーズをヒアリングし、全国のシーズとマッチングさせることでそのニーズを解決する取り組みを進めました。熊本地域においてもCOC+参加校と連携して、そのノウハウなどを生かしていくことが本協定の目的です。

協定締結式の冒頭、JST濵口理事長からは「東日本大震災の復興支援の経験を熊本の地で発揮し、科学技術で早期復興への道筋を作りたい」とその趣旨が説明されました。また、熊本地方COC+推進協議会の原田議長(熊本大学学長)も、「JSTのノウハウとネットワークをお借りし、熊本での産学連携による復興に一緒に取り組みたい」と両者が連携して取り組むことを示しました。

今回の協定締結により、今後も継続して熊本地方の産学連携支援を協力して行い、科学技術の「知」から、早期復興に貢献します。