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群馬県代表チームが初優勝 2位は大分県、3位は富山県のチーム
2016年12月2日~4日 BumB東京スポーツ文化館(東京・夢の島)

科学の甲子園ジュニア
http://koushien.jst.go.jp/koushien-Jr/

全国の中学生が科学の力を競う「科学の甲子園ジュニア全国大会」。その第4回目が昨年12月2日(金)~4日(日)まで、東京・夢の島のBumB東京スポーツ文化館で開催されました。1チーム6名で都道府県の代表47チーム、281名の生徒が筆記競技と2つの実技競技に挑戦しました。

実技競技の1つ「CDカー:アッピンを早く目的地に到着させる」では、摩擦係数の小さなCDを車輪にした車を製作し、マスコットキャラクターのアッピンを乗せて斜面を下る直線のコースを走らせて順位を競いました。この競技では速度だけでなく、ゴールエリア内に車体が収まるように止めることも、勝敗を左右しました。

今大会の覇者となり文部科学大臣賞を手にしたのは、群馬県代表の前橋市立第三中学校と伊勢崎市立四ツ葉学園中等教育学校の合同チームでした。他にも協働パートナー企業・団体からの表彰も合わせて、14のチームが表彰されました。優勝チームは記者会見で、『チームでの協力が成果につながって良かった』、『大会を通じて自分自身が成長できたと思う』と初優勝をかみしめていました。

競技だけでなく、交流会など参加者同士が親しくなれるプログラムを通して、キャッチフレーズの「広げよう科学のこころ つなごう友情の絆」を体験した生徒たちは、『来年も来たい』という声を残して帰途につきました。

第5回大会は今年12月茨城県つくば市で開催されます。


群馬県チーム優勝記者会見。


筆記試験では地球儀も使用。


未知試料に含まれる色素の分析。


CDカーのレース会場。