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SIP「革新的燃焼技術」オープンラボを開催しました

SIP「革新的燃焼技術」
https://www.jst.go.jp/sip/k01.html

平成28年6月1日(水)、小野測器テクニカルセンター内慶應義塾大学SIPエンジンラボラトリーにおいて、報道関係者向けオープンラボを開催しました。

SIP「革新的燃焼技術」では、乗用車用内燃機関の最大熱効率50%および持続的な産学連携体制の構築という二つの目標に向けて、産学の研究者が集まるオープンイノベーションの場として4つの拠点を整備し研究を推進しています。 乗用車用内燃機関でこのような動きは日本初であり、産学の多くの注目を集めています。

今回のオープンラボでは、まず本課題の杉山雅則プログラムディレクター(トヨタ自動車株式会社 常務理事)より、持続的な産学連携に向けた本課題の活動についてご説明いただきました。 続いて、JSTとSIP「革新的燃焼技術」において連携協定を締結している自動車用内燃機関技術研究組合(AICE)の平井俊弘理事長(日産自動車株式会社 常務執行役員)より、AICEによるSIP燃焼への支援についてご紹介いただきました。

4つのチームの研究責任者による研究紹介では、研究拠点の紹介と共に研究開発の最新の進捗についての発表が行われました。 また、研究成果の紹介後に行われたラボ見学では、ガソリン燃焼チームの研究拠点である、小野測器テクニカルセンター内慶應義塾大学SIPエンジンラボラトリーにて、研究成果が織り込まれた最新のシステムの紹介や、エンジン試験機のデモ運転などが実施されました。

当日は、テレビ局、新聞社、雑誌社などから合計27名の参加者があり、活発な取材活動が行われ、その様子は多くのメディアに取り上げられました。

今後もSIP「革新的燃焼技術」では、オールジャパンの産学官の力を結集して目標達成に向けて取り組んでいきます。

  1. ※ 開催場所 小野測器テクニカルセンター内慶應義塾大学SIPエンジンラボラトリー(神奈川県横浜市)