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「高齢社会を豊かにする科学・技術・システムの創成」中間報告シンポジウム開催
2015年1月26日 東京農工大学

2015年1月26日、東京農工大学 140周年記念会館 多目的ホールにて、S-イノベ(戦略的イノベーション創出推進プログラム)「高齢社会を豊かにする科学・技術・システムの創成」中間報告シンポジウム『80代でもこころは現役、いきいき外出の実現に向けて』を開催いたしました。
講演者を含めて総勢95名が集まる盛況なシンポジウムとなりました。

S-イノベとは、JST戦略的創造研究推進事業等の成果を対象として研究開発テーマを設定し、そのテーマの下、産学の研究者から構成される複数の研究開発チームによるコンソーシアムを形成、長期一貫(最大10年度)してシームレスに研究開発を推進することで、産業創出の礎となりうる技術を確立し、イノベーションの創出を図るものです。

本テーマ「高齢社会を豊かにする科学・技術・システムの創成」は平成22年度に採択されました。高齢社会における「就業等の支援」と「個人の活動の支援」の両方を実現することを目的として、横断的で長期にわたる「産学連携」による取り組みを行っています。

今回のシンポジウムでは、進行中の研究開発課題「高齢者の自立を支援し安全安心社会を実現する自律運転知能システム」について、本課題の研究者からそれぞれ取組中の研究開発について中間成果発表を行いました。

また、「いきいき外出の実現に向けて」と題したパネルディスカッションも開催し、特にシニア世代に対する運転支援のありかたについて活発な意見交換が行われました。

今後は、産学官の連携を一層強化し、高齢者の運転支援及び人間と機械の協調を軸に、研究開発を進めてまいります。