ＪＳＴ（理事長 中村道治）とＡ*ＳＴＡＲ＊１（長官 リム・チュアン・ポー）は、平成２６年１０月３日（金）京都にて協力覚書を締結しました。

この覚書に基づいて、ＪＳＴとＡ*ＳＴＡＲは「物理科学の機能的応用」をテーマとした共同公募を実施することに合意しました。研究領域は、ナノテクノロジー(ナノバイオテクノロジー、ナノバイオデバイス含む)、材料(バイオマテリアル含む)、化学(バイオエレクトロニクス含む)が対象範囲となります。

本覚書によって、今後共同研究の支援やワークショップの開催などを通じて日本とシンガポールとの間で世界最高レベルの科学研究の発展につながる優れた国際協力が推進されることが期待されます。

• Ａ＊ＳＴＡＲによるプレスリリース:
• http://www.a-star.edu.sg/Media/News/Press-Releases/ID/3639/ASTAR-and-Japan-Science-and-Technology-Agency-renews-research-cooperation.aspx

＊１シンガポール科学技術研究庁(Ａ*ＳＴＡＲ)について
活気ある知識基盤型社会シンガポールの構築を目指し、科学技術研究や人材育成を推進するシンガポールを代表する機関。国の製造業や新規成長産業に不可欠な分野に特に重点をおき、医学生物科学、物理科学、工学分野の研究開発部門を活発に助成している。１８におよぶ研究機関や組合、施設などを管轄すると同時に、大学や病院の研究施設、その他国内外のパートナーとの研究も支援している。この知識集約的な活動の核をなすのは人的資本であり、国内外の最高レベルの科学者たちがＡ*ＳＴＡＲ研究機関における知識創造の原動力となっている。
Ａ*ＳＴＡＲホームページURL：　www.a-star.edu.sg