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JSTとヴィシェグラード4カ国(V4)研究支援機関との協力に関する覚書署名
2014年9月22日〜9月23日 在スロバキア日本国大使館 (首都ブラティスラバ)

JSTは、ヴィシェグラード4カ国*1(チェコ、ハンガリー、ポーランド、スロバキア)の4研究支援機関*2および国際ヴィシェグラード基金(IVF)*3との間で研究協力を推進するため、本年9月23日に協力覚書に署名しました。署名式は、在スロバキア日本国大使館(首都ブラティスラバ)で行われ、JSTからは中村理事長、チェコ教育青年スポーツ省(MEYS)、ハンガリー科学研究基金(OTKA)、ポーランド国立研究開発センター(NCBR)、スロバキア科学アカデミー(SAS)、IVFの各機関から代表者が出席、スロバキア政府関係者、在スロバキアのハンガリー大使、ポーランド大使など来賓の出席も得ての開催となりました。本協力覚書に基づき、今後ワークショップの開催や共同研究の支援などを通じて日本とV4諸国との間でイノベーション創出につながる優れた協力が推進されることが期待されています。

署名式前日22日、SASにおいて、中村理事長が、「Vision of Japanese Science for the Near Future」と題し、日本の科学技術の現状と今後の方向性について講演を行いました。スロバキア政府(教育研究省等)関係者、SAS関係者50名以上が出席し、活発な交流の場となりました。講演後、SASの物理研究所、電気工学研究所、高分子研究所を訪問し、当地の研究者から概要説明を受けるとともに研究施設を視察しました。

*1 ヴィシェグラード4カ国(V4)は、1991年2月,ハンガリー北部のヴィシェグラード(Visegrad)において、チェコスロバキア(当時)、ポーランド、ハンガリーの大統領によって、3カ国の友好と協力を進めるために発足した協力の枠組み。1993年1月のチェコスロバキア分離に伴い、4カ国で構成されることになった。年1回の公式首脳会合の他、議長国が策定する行動計画の下、大統領,首相,外相,専門家レベルで各種会合が開催されている。
*2 チェコ教育青年スポーツ省(MEYS;Ministry of Education, Youth and Sports of the Czech Republic)ハンガリー科学研究基金(OTKA;Hungarian Scientific Research Fund)、ポーランド国立研究開発センター(NCBR;National Center for Research and Development )、スロバキア科学アカデミー(SAS;Slovak Academy of Sciences)。いずれも国の科学技術政策に基づいて研究支援(funding)を行う機関である。
*3 ヴィシェグラード基金はV4国によって2000年に設立された国際機関。本部はスロバキアの首都であるブラチスラバに置かれている。V4国内における人材交流や連携強化を進めることを主なミッションとするが、V4以外との国際交流にも力を入れている。