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中村理事長の韓国・シンガポール訪問
2014年05月12日〜17日 韓国(テジョン)、シンガポール

中村理事長は、2014年5月12日〜17日の日程で韓国及びシンガポールを訪問しました。

韓国では韓国研究財団(NRF)と包括的な協力に係る覚書を締結し、これを踏まえ両機関の科学技術協力の拡大を約しました。JSTは今回締結した覚書に即し両理事長間の定期的な意見交換の場を維持するとともに、両国の研究者による共同研究支援や共同ワークショップの開催、科学技術人材の育成などの具体の協力を行っていきます。

韓国ではまた、同国トップレベルの大学・研究機関である韓国科学技術院(KAIST)では環境やITの研究施設を見学し、Kang学長と幅広く意見交換を行いました。また、テジョンから科学技術情報を発信する大徳ネット社の取材を受けた中村理事長は、東日本大震災の教訓として科学技術が社会の安全・安心に資することを目指すべきと強調し、自然科学と人文科学との緊密な協働が求められていると述べました()。

シンガポールではシンガポール国立大学(NUS)、NUS理数高校、南洋理工大学の関係者と意見交換を行い、同国がどのように人材育成に注力し海外展開を行っているのか、知見を深める機会としました。また、シンガポール研究財団(NRF)がファンドするCampus for Research Excellence and Technological Enterprise (CREATE)を訪問し、自動走行するゴルフバギーへの試乗や電気タクシーの見学を行うなど、シンガポールが力を入れる最先端技術を視察しました。さらに、NUSグラフェンセンターでは、日本人のNRFフェローとして活躍する江田剛輝准教授の案内で、研究施設を見学しました。

最終日にはSTSフォーラム、日本貿易振興機構(JETRO)、シンガポールA*STARが共催する“Innovation, Science and Technology Cooperation between ASEAN-JAPAN Workshop”にセッションチェアとして参加し、ASEAN各国の有識者との間で、日本とASEANとの科学技術協力を深めるための方策を議論しました。

今後さらなる発展が期待される韓国、ASEANは、科学技術協力における日本のパートナーとしての重要性が飛躍的に増しており、JSTはこれらの国々との協力を強化していくこととしています。