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齊藤英治氏、東山哲也氏、水島昇氏が第20回「ゴールド・メダル賞」受賞
2014年03月20日

17日、顕著な研究業績を挙げた気鋭の研究者を表彰するゴールド・メダル賞の第20回贈賞式が開催され、齊藤英治氏、東山哲也氏、水島昇氏の3名が同賞を受賞しました。3氏の受賞テーマやJSTとの関係等は下表の通りです。
3氏は、いずれも戦略的創造研究推進事業 個人型研究(さきがけ)に採択されて独創的・挑戦的・先駆的な研究を実施。さきがけ研究終了後は、それぞれCREST、ERATO、SORSTといった事業で研究をさらに発展させ、今日まで優れた研究成果を挙げ続けています。

<受賞者について>

齊藤 英治(東北大学 金属材料研究所・教授)

受賞テーマ: 電子スピン流の基本現象の発見

JSTとの関係:

主な採択課題 2007-2010年度 さきがけ「革新的次世代デバイスを目指す材料とプロセス」さきがけ研究者
2010-2015年度 CREST「プロセスインテグレーションによる機能発現ナノシステムの創製」研究代表者
過去のプレスリリース等 2010年3月11日 プレスリリース: 絶縁体に電気信号を流すことに成功−省エネデバイスに新展開−
2010年6月号 JSTニュース: スピントロニクスはシリコンデバイスを超えられるか?
2011年8月22日 プレスリリース: 音波から磁気の流れを創り出すことに成功 − 省エネルギー・新機能電子デバイス技術開発に道 −
2012年9月10日 プレスリリース: 光パルス照射で磁気の波の発生と伝播制御に成功
2013年4月22日 プレスリリース: 磁気の波を用いた熱エネルギー移動に成功 次世代電子情報・マイクロ波デバイスの省エネルギー技術開発に道

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東山 哲也(名古屋大学 トランスフォーマティブ生命分子研究所・教授)

受賞テーマ: 被子植物の受精メカニズムの解明

JSTとの関係:

主な採択課題 2007-2010年度 さきがけ「生命システムの動作原理と基盤技術」さきがけ研究者
2010-2015年度 ERATO「東山ライブホロニクスプロジェクト」研究総括
過去のプレスリリース等 2009年3月19日 プレスリリース: 植物の花粉管誘引物質を発見 −140年来の謎解明(受精制御による植物育種に道)
2009年6月号 JSTニュース: めしべの誘惑
2012年5月18日 プレスリリース: めしべが持つ秘められた受精回復機構を発見?植物は失敗に備えたバックアッププランを持っている?
2013年5月18日 プレスリリース: 植物が花粉管の誘引を停止するメカニズムを発見
2014年2月25日 プレスリリース: 遺伝子組み換えを使わない簡便な花粉管の遺伝子制御法の開発 〜育種や農業分野への応用に期待〜

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水島 昇(東京大学 大学院医学系研究科・教授)

受賞テーマ: オートファジーの分子機構と生理機能の解明

JSTとの関係:

主な採択課題 1999-2002年度 さきがけ「素過程と連携」さきがけ研究者
2002-2005年度 さきがけ「タイムシグナルと制御」さきがけ研究者
2006-2007年度 SORST「オートファジーによる細胞内クリアランス機構」研究代表者
過去のプレスリリース等 2008年7月4日 プレスリリース: 哺乳類胚発生におけるオートファジーの役割を解明−マウス受精卵、自身の細胞内たんぱく質を分解して栄養に−
2013年9月25日 JSTトピックス: 「トムソン・ロイター引用栄誉賞」発表〜日本人研究者3名が選出、うち2名はJST戦略的創造研究推進事業の出身〜
2014年1月号 JSTニュース: 生命にひそむ分解の秘密を読み解く

読売テクノ・フォーラム「ゴールド・メダル賞」について
優れた業績を挙げた若手の日本人研究者が毎年3名ほど選出される。同賞は1995(平成7)年に創設され、今回が20回目の贈賞。受賞者には、正賞として純金製のメダル、副賞として50万円が贈られる。