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御子柴克彦博士、フランス政府よりレジオン・ドヌール勲章を受章
2013年12月16日(月)フランス大使館

2013年12月16日、理化学研究所脳科学総合研究センターの御子柴克彦シニア・チームリーダーは、フランス政府より、レジオン・ドヌール勲章シュヴァリエに叙されました。

これは、御子柴博士の「脳科学における卓越した功績および日仏間並びに国際的な文化・科学の交流」への貢献が評価されたものです。

御子柴博士は、1989年のイノシトール3リン酸(IP3)受容体の発見後、JSTのERATO御子柴細胞制御プロジェクト(1995−2000年)ICORP及びそれに続くSORSTのカルシウム振動プロジェクト(2001−2005年および2006−2011年)の代表研究者として、IP3受容体による細胞内のカルシウムイオン(Ca2+)濃度の調節機構と生理機能の発現、疾病との関連等、IP3受容体に関する包括的な研究を行い、世界的にも卓越した成果を上げてこられました。

レジオン・ドヌール勲章は、ナポレオン・ボナパルトによって1802年の5月19日に創設されたもので、平時戦時に軍人や文化・科学・産業・商業・創作活動などの分野における民間人の「卓越した功績」を表彰することを目的としています。フランス政府により授与される最も上位のものです。

今回の受章について、御子柴博士は以下のようにコメントしています。
「ERATOプロジェクトでは異分野の人を集めて因習にとらわれない自由な発想のもとに、研究を進めました。その結果、各人がそれぞれ持っている能力を発揮できて、予想外の大きな発見と成果を得ることができました。また海外からも沢山の人が来てくれまして、まったく考えが違う人同士の付き合いの中で若い人が育って行ったと思います。フランス共和国の素晴らしい勲章を頂いたのを機に、日仏間は勿論のこと、国際的な協力の輪をひろげ、若い研究者が、更に国際的に活躍して行けるように力を尽くして行きたいと思います。」


大使より勲章を受章している様子


右よりマセ駐日フランス大使、御子柴博士、
御子柴夫人、大使夫人


受章後の返礼講演