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第35回バイオマテリアル学会大会 特別シンポジウム「大型プロジェクトにみるバイオマテリアル研究の潮流」にて、S-イノベ「バイオ機能材料」に関する講演を実施
2013年11月26日 東京 タワーホール船堀

2013年11月26日、タワーホール船堀にて開催された、第35回バイオマテリアル学会大会の特別シンポジウム②「大型プロジェクトにみるバイオマテリアル研究の潮流」において、S-イノベ(戦略的イノベーション創出推進プログラム)の研究開発テーマ「革新的医療を実現するためのバイオ機能材料の創製」のプログラムオフィサー(PO)である、岩田博夫 京都大学 再生医科学研究所 所長/教授より、これまでの取組みについて発表を行いました。

岩田POより、本プログラムの概要・目的について説明がなされ、本技術テーマでは、医療が抱えている課題を熟知した医師および医療技術研究者をはじめとする人達と共に、10年後に必要とされる先端医療・在宅医療を想定し、これを実現するために必要なバイオ機能材料及びこれらを用いた革新的医療デバイスの開発を志向していることが紹介されました。

現在8課題を採択し、各課題はステージ毎に固有の具体的な目標を持って研究・開発を進めているが、来年度開催予定の中間評価で5課題程度に絞込みを行うこと、最長10年度と長丁場の研究であることから、「エボルーション」ではなく「イノベーション」を含有した革新的な新技術・バイオマテリアルが創出されることを期待して、結びとなりました。

【採択課題一覧】
1.免疫制御を目的とした体外循環治療の基盤技術の創製と応用
2.金属系バイオマテリアルの生体機能化−運動骨格系健康長寿の要−
3.mRNA内包バイオ機能構造材料による運動・感覚器機能再建
4.マテリアル光科学の創成を基盤とする超バイオ機能表面構築技術の開拓
5.原子配列・ナノ構造制御による高次機能性TiNi合金製ステントの開発
6.革新的硬組織再生・再建システム創製
7.空間特異的な細胞の配置と分化誘導技術に基づいた臓器再生スキャホールド材料の創成
8.LAP陽性制御性T細胞およびTGF−βに対する選択除去材の創製およびがんの革新的治療法への応用