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A-STEP起業挑戦タイプで設立されたベンチャー企業((株)メガカリオン)に、産業革新機構等が出資

  • 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)で支援した研究開発課題より設立された、ベンチャー企業「株式会社メガカリオン」(東京都港区、代表取締役社長 三輪 玄二郎)に対し、株式会社産業革新機構(以下「INCJ」)は出資を決定したと発表しました。
  • http://www.incj.co.jp/investment/info.html

同社は、JSTが平成21年度研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)の起業挑戦タイプで採択した研究開発課題「ヒト血小板製剤の製造法開発」(プロジェクトリーダー:京都大学iPS細胞研究所 教授 江藤 浩之)における成果を基に平成23年9月に設立されました。

輸血の際の主要成分である血小板は保存期限が4日程度と極端に短いなど、医療上の重要性にもかかわらず、安定供給が難しい問題を抱えています。プロジェクトリーダーらは、献血によらない輸血を実現するため、既に実験室レベルで実現していたヒト多能性幹細胞から血小板を産生する技術を基に、A-STEPにおいて実用化に向けた前臨床試験項目の実施、大量製造法の開発等を行いました。

この度、同社がINCJ及びベンチャーキャピタル3社から評価されて投資を受けたことは、大学・公的研究機関などで生まれた研究成果の実用化を目指した研究開発を支援するA-STEPの趣旨に沿うものであり、ベンチャー企業の成長に加え、技術開発の加速、iPS細胞技術の臨床応用の実現が期待されます。

  • ●関連するJST事業
  • 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)
  • http://www.jst.go.jp/a-step/index.html
  • 本格研究開発ステージ 起業挑戦タイプ
    (大学等のシーズに基づく、成長力あるベンチャー企業設立のための研究開発を支援する制度)
    研究開発課題名: ヒト血小板製剤の製造法開発
    研究責任者: 京都大学 iPS細胞研究所 教授 江藤 浩之
    研究開発期間: 平成22〜24年度
  • 戦略的創造研究推進事業(ERATO型研究)「中内幹細胞制御プロジェクト」
    研究総括: 東京大学 医科学研究所 教授 中内 啓光
    研究期間: 平成19〜24年度