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ERATO河岡研究総括が米国科学アカデミー外国人会員に選出

2013年04月30日、米国科学アカデミー(National Academy of Science, NAS)は、河岡義裕教授(ウィスコンシン大学、東京大学医科学研究所)を外国人会員に選出したことを発表しました。河岡義裕教授は、2008年度に発足したERATO河岡感染宿主応答ネットワークプロジェクトの研究総括です。

米国科学アカデミーは、科学技術の発展および科学を通した社会福祉への貢献を目的として1863 年に設立された非営利の学術機関です。米国科学アカデミーは優れた業績を挙げた科学者を毎年選出しており、現在は約2200人の米国人会員と約400人の外国人会員で構成され、これまでに会員の200人近くがノーベル賞を受賞しています。

河岡教授は、ウイルスの増殖過程の解明といった基礎研究や、ワクチン開発などの応用研究、抗インフルエンザ薬耐性ウイルスを問題とした臨床研究にまで幅広く研究を展開しています。ERATOプロジェクトでは、ウイルス感染における宿主応答を解明する研究を進め、ウイルス感染症の新たな概念の確立と新規治療法の開発に貢献しています。

会員の選出には、極めて厳格な選抜基準が設けられており、会員に選ばれることは米国の科学者や技術者にとって最も名誉なことの一つと考えられています。これまで外国人会員として選出された日本人は49人です。ERATO研究総括経験者が会員に選ばれたのは、河岡教授で6人となりました。