最新情報

JSTトピックス

JST「ERATO/さきがけ」の研究成果が、米サイエンス誌の「ブレークスルー・オブ・ザ・イヤー 2012」に選出


iPS細胞から作製された卵子と、
その卵子から産まれたマウス

2012年12月21日に発表された米サイエンス誌の「ブレークスルー・オブ・ザ・イヤー 2012(特に注目した年間の10の成果)」の1つに、京都大学の斎藤通紀教授、林克彦准教授らによる研究成果が選ばれました。その他には、「ヒッグス粒子の発見」なども選ばれています。

斎藤教授らは2012年10月、マウスの多能性幹細胞(ES細胞、iPS細胞)から受精可能な卵子を作製し、その卵子から健常な産仔が得られたことをサイエンス誌上で発表しました。

この研究成果は幹細胞を医療に用いる基盤技術として、JSTのERATO「斎藤全能性エピゲノムプロジェクト」、およびさきがけ「エピジェネティクスの制御と生命機能」(研究総括:向井常博・佐賀大学 理事/副学長)領域の支援を受けて行われたものであり、卵子が形成されていくメカニズムの解明に貢献するものと期待されます。また、この技術を応用することで不妊症の原因究明などに役立つものと期待されています。