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革新的X線撮影装置が日本経済新聞社「2011年度技術トレンド調査」で年間第2位に選出

研究成果展開事業 先端計測分析技術・機器開発プログラムの一環として得られた開発成果(2011年2月16日にプレスリリース済み)が、日本経済新聞社が行った「2011年度技術トレンド調査」で年間第2位に選出されました。

今回開発に成功したX線撮影装置は、病院などで使用されている通常のX線源を用い、撮影対象を通過したX線のごくわずかな屈折を検出して画像の濃淡を生成するものです。この革新的な撮影装置では、今までの技術では困難だった柔らかい生体組織(軟骨など)についてもX線画像を得ることが可能です。

●開発課題名 「高アスペクト比X線格子を用いた位相型高感度X線医用診断機器の開発」
●チームリーダー 百生 敦(東京大学 大学院新領域創成科学研究科 准教授)
●サブリーダー 長束 澄也(コニカミノルタエムジー株式会社 開発本部)

本研究成果のプレスリリースはこちら

JSTニュース 2011年5月号 「革新的X線撮影装置を開発せよ」