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公開シンポジウム「観る、測る、そして知る−最先端計測・分析技術が拓く世界−」開催報告
−2011年05月20日(金) 日本学術会議講堂−


「世界化学年2011」の一環として、公開シンポジウム「観る、測る、そして知る−最先端計測・分析技術が拓く世界−」が、2011年5月20日(金)に日本学術会議講堂(東京)で開催され、約200名の参加があり盛況のうちに終了しました。

本シンポジウムは、「計測・分析技術」開発の最前線で活躍され、国の最先端研究開発プロジェクトの研究リーダー、及び現在話題となっている「はやぶさ」が持ち帰った小惑星試料の分析担当者の先生方に今後の「計測・分析技術の展望」を分かりやすく述べていただきました。

(株)日立製作所の長我部信行中央研究所長からは「電子の波で見る量子の世界」、(株)島津製作所の田中耕一フェローからは「質量分析で医療・創薬に貢献する」、大阪大学産業科学研究所の川合知二特任教授からは「1分子計測技術でDNAを観る」、についてプロジェクトの取り組みや成果について紹介がありました。

また、二瓶好正東京大学名誉教授からは「先端計測・分析技術による知的創造基盤の強化」、そして、北海道大学大学院理学研究院の圦本尚義教授からは「最先端計測分析で挑む「はやぶさ」採集試料の分析」、について計測分析技術が基礎研究に果たす重要性や、極微量分析の具体事例を紹介していただきました。

来場者からの主なコメントは、以下の通りです。

「非専門家にも分かりやすく、テーマも良かった。」
「久々に夢のある講演で良かった。」
「計測分析技術と基盤研究の融合の必要性を感じた。」
「計測分析技術が最先端科学を切り開く基盤であることが理解できた。」

「今後もトップクラスの研究者の話が聞きたい。」
「今後も基礎科学の最新動向をわかりやすく紹介するイベントを開催して欲しい。」
「事業で開発した成果、実用化した機器などについても聞きたかった。」

JST研究成果展開事業(先端計測分析技術・機器開発プログラム)では、今後も関連機関との積極的な連携により、開発成果等の発信やアウトリーチ活動に努めていく予定です。