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大阪大学とJSTの協働実施:ERATO村田脂質活性構造プロジェクト発足懇談会開催
−2010年12月24日(金) 大阪大学ICホール−

大阪大学とJSTの協働実施:ERATO村田脂質活性構造プロジェクト発足懇談会 集合写真

2010年12月24日、大阪大学とJSTは、ERATO村田脂質活性構造プロジェクト(研究総括 村田道雄/大阪大学大学院理学研究科 教授)の発足懇談会を実施しました。

本プロジェクトでは、大阪大学とJSTとで協働して運営を行う協働実施方式を採用しました。大阪大学とJSTが連携・協力してプロジェクトヘッドクォーターを形成することにより、研究総括が研究構想の実現に向けてリーダーシップを最大限発揮するため、さらに強力な支援を推進することが期待されます。

本会では、JST眞峯理事、大阪大学鷲田総長のご挨拶に始まり、楠本パネルオフィサーからの選考経緯説明に続き、村田研究総括からプロジェクト内容の紹介がなされました。その後の意見交換の中では東島理学研究科長から、「理学研究科として、村田教授が花を咲かせられるような環境を整備したい。」との温かいお言葉をいただいております。また、閉会挨拶では大阪大学西尾理事から「初めての協働実施体制を成功例にしたい」旨ご発言があり、大阪大学からの強力な支援が約束されました。

大阪大学 鷲田総長

大阪大学 鷲田総長のコメント

「本学の村田教授が非常に困難な選考を勝ち抜いてERATOプロジェクトに採択されたことは大変喜ばしいことです。『誰もやらないことをやる』という村田教授のモットーは、大阪大学の前身である適塾が誇りにしていた精神そのものです。この精神をもって科学技術の源流を創ってほしいと思います。また、本学としても、研究総括―大学―JSTによる三位一体の関係を築きながら、本プロジェクトを全学的に支援いたします。」

JST 眞峯理事

JST 眞峯理事のコメント

「村田教授のERATO採択、誠におめでとうございます。ERATOの研究総括には他者の追随を許さない独創的な研究を行っていただきたいと思っています。そして本プロジェクトが10年、20年の後に新しい潮流を生むことを期待しています。そのためにもERATOを使いやすく意味のあるファンドとして育てていく必要があり、今年度から協働実施方式で支援することいたしました。今後もJSTは繰越制度の簡便化など、制度設計の面を含めてサポートの向上を行っていきたいと思います。」

楠本パネルオフィサー(サントリー生命科学財団 生物有機科学研究所・所長)

楠本パネルオフィサー(サントリー生命科学財団 生物有機科学研究所・所長)のコメント

「ERATOの選考では朝から夕方まで時間をかけて3名の候補者を面接しました。どれも魅力的な提案でしたが、村田教授の提案を採択しました。本プロジェクトは成果がすぐに新聞に載るようなわかりやすい研究ではないかもしれませんが、新しい研究の方法論を示しうるものです。この成果から、将来様々な分野の研究が進展することが期待できます。外国人の選考委員も『自分が若かったら共同研究を行いたい』というほど評価していました。プロジェクトを大阪大学やJSTがサポートしてくださるということで私もひと安心しております。」

ERATO村田脂質活性構造プロジェクト 村田研究総括

ERATO村田脂質活性構造プロジェクト 村田研究総括のコメント

「ERATOという大きな資金規模のプロジェクトに採択されて身が引き締まる思いです。採択から今日に至るまでの間にも各所に便宜を図っていただいており、大変感謝しております。本プロジェクトでは、生体膜中における脂質分子とタンパク質の相互作用などを観察すること、また観察手法そのものを提案することが目的です。我々のプロジェクトで芽吹いた成果が、大きく成長して創薬につながることを期待しながら、しっかりとした学術基盤となるよう、研究を積み重ねていきたいと思います。」

詳しい情報は以下のURLからご覧ください。

本件に関するお問い合わせ先

独立行政法人 科学技術振興機構 研究プロジェクト推進部 小林 正(コバヤシ タダシ)
Tel:03-3512-3524 Fax:03-3222-2064 E-mail: