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第2回JST情報活用カンファレンス開催報告
東日本:2010年7月7日(水)JSTホール/西日本:2010年7月23日(木)大阪科学技術センター

第2回JST情報活用カンファレンス開催報告_2
第2回JST情報活用カンファレンス開催報告_1

企業の情報部門等に携わる方を対象とした「第2回JST情報活用カンファレンス」を東日本セッションは7月7日(水)に東京で、西日本セッションは22日(木)に大阪で、開催しました。参加者総数は198名と盛会のうちに終了しました。

両セッションともに、モデレータの司会進行のもと、情報サロン味岡・代表の味岡美豊子氏によるゲスト発表、東西各社の情報検索業務に携わるお客様の事例発表と続きました。

両セッション共通のゲスト発表として、味岡美豊子(あじおか みとこ)氏の「情報活用ユーザを育てるヒント−情報部門活性化のために−」と題した発表が行われました。静岡県浜松市で特許・技術文献調査事務所を構え、特許・商法や一般調査に長年携わってこられた氏ならではの特許調査の進め方や、依頼企業の立場に立った情報活用能力の方法、情報発信の大切さなど、経験に基づいた具体的な事例を織り交ぜてご説明いただきました。

東日本セッションでは、株式会社ファンケル 総合研究所 研究推進室 管理グループ・主任研究員 山中とも子(やまなか ともこ)氏に「製品開発の各ステージを支える文献情報調査 〜情報活用事例と業務効率化の工夫」と題してご発表いただきました。製品開発のステージと文献調査、情報活用例、業務効率化の工夫など、ご自身の経験を基に、JDreamIIの研究開発への活用方法までも、分かりやすく丁寧にご説明いただきました。さらに、研究支援体制の重要性や、研究者の協力を得る方法と、一歩踏み込んだ事例発表となりました。

西日本セッションでは、東洋紡績株式会社 総合研究所 研究企画管理室 勝間初美 (かつま はつみ)氏に「研究開発活動を支援する情報調査 〜文献情報の活用と継続的な情報利用の推進〜」と題して発表いただきました。文献の検索とは何か、研究開発の各ステップにおける文献検索、検索依頼への迅速な対応方法、継続的な情報利用のための方策など、研究者を支援する立場からの文献情報の活用について、わかりやすくご説明いただきました。

同じ情報検索業務に携わる講師からの発表でしたが、企業の依頼を 受ける立場と、自社の研究開発支援がベースの内容とでは、視点も変わり、新たな発見があったのではないかと考えております。その後、発表者に対する質問をベースにディスカッションが行われ、何かしらのヒントを得ようと、真剣な面持ちで聞き入る参加者の姿が印象的でした。その後、休憩を挟みJSTから、①新規開発案件、②J-GLOBALバージョンアップ、③文献情報事業の今後について、各担当者から発表しました。 今回は新しい試みとして、活発な討議を目指すことを目的に、ゲストおよびお客様の事例発表後、参加者の皆様に率直なご意見やご質問を記入いただいた質問シートをディスカッションで活用いたしました。普段、お客様の抱えている様々な課題が質問に反映されていました。

本カンファレンスにていただいたご意見・ご質問は、今後のシステム開発やサービス向上に活かしていく予定です。