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CREST複雑分子系の理論とシミュレーションに関する国際シンポジウム
−2009年7月19日(日)〜7月21日(火) 京都大学福井謙一記念研究センター−

CREST複雑分子系の理論とシミュレーションに関する国際シンポジウム_1 
CREST複雑分子系の理論とシミュレーションに関する国際シンポジウム_2 

CREST研究課題 「複雑分子系の複合分子理論シミュレーション」(研究代表者:京都大学福井謙一記念研究センターリサーチリーダー諸熊奎治:CREST研究領域「マルチスケール・マルチフィジックス現象の統合シミュレーション」)において、シンポジウムを開催しました。

複雑分子系の理論およびシミュレーション研究は、蛋白、溶液、ナノ構造など複雑な分子系の構造、機能、反応について、実験と相補的な情報を与え、今後複雑分子系の合成、構築の指針を与えるものと期待されています。

本CREST研究は第4年度に当たり、当研究課題が特に力を入れている炭素ナノ構造の生長機構の理論・シミュレーション、遷移金属錯体による均一触媒系の理論・シミュレーション、蛋白環境の中での化学反応機構の理論・シミュレーション等について成果が上がりつつあります。

そこで本シンポジウムは、当研究課題の研究成果を内外に発表するとともに、比較的近い分野で活躍している世界のトップクラスの研究者および国内の分子理論・シミュレーション分野で活躍する研究者を招待して活発な討論を行い、本CREST研究の完成に向け一層の推進力を得ることを目指します。本シンポジウムでは、バイオ、ナノ、遷移金属、産業界への応用のセッションで、外国(米国、ドイツ、スェーデン、フランス、韓国、台湾)からの招待講演者14名、国内の招待講演者12名による講演と熱心な討論が行われました。国内招待講演者の中には同じCREST研究領域「マルチスケール・マルチフィジックス現象の統合シミュレーション」の他の研究課題の研究者も含まれ、関連研究間の交流も図られました。又ポスターセッションでは76の発表が行われ、若手研究者にはポスター賞も授与されました。

又、この夏日本学術振興会の若手研究者交流支援事業―東アジア首脳会議参加かの若手研究者招へい―で福井センターに滞在中のタイ、シンガポール、ベトナムの若手研究者も、シンポジウムに参加し、ポスター講演を行い、会議の国際性に花をそえました。