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国際シンポジウム「安全・安心とそのシミュレーション科学」
International Symposium on Simulation Science for Safety開催
−2009年6月19日(金) 東洋大学 井上円了ホール−

 東洋大学が研究活動を社会に広く発信する機会として、2007年から年3回にわたって実施している連続国際シンポジウム「共生社会の実現と先端科学への挑戦」の7回目として、「安心・安全とそのシミュレーション科学」(主催:東洋大学計算力学研究センター、後援:読売新聞東京本社)が、(独)科学技術振興機構の共催により、6月19日(金)に東洋大学白山キャンパスの井上円了ホールで 開催されました。聴講者は約250名でした。
研究者以外の来場が多いことが予想されたため、一般の方にもよく理解していただけるように、同時通訳を付けました。

国際シンポジウム「安全・安心とそのシミュレーション科学」開催報告

 本シンポジウムでは、最近社会的関心が高まっている、気象災害、地球温暖化、地震災害などの安全・安心に関するテーマを取り上げ、プレナリ講演、パネルディスカッションを通して、海外招聘者3名を含む8名の研究者から、各専門分野の最新の研究内容が発表されました。また、それらの研究の中で、シミュレーション技術がどのように使われ、どのように役立っているかについても紹介され、その現状と今後の課題や展望について、活発に討論されました。

 CRESTの研究領域「マルチスケール・マルチフィジックス現象の統合シミュレーション」からは、災害予測シミュレーションの高度化(高橋チーム)、海洋生態系将来予測のための海洋環境シミュレーション研究(山中チーム)、原子力発電プラントの地震耐力予測シミュレーション(吉村チーム)の3研究課題について、研究内容が発表されました。

 プログラムは次のとおりです。(敬称略)

<プレナリ講演>

  • 「安全と情報技術」 ヤン・ジン キム(韓国 成均館大学教授・前副学長)
  • 「次世代地球システムモデルの構築」 ニコラオス ニキフォラキス(英国 ケンブリッジ大学教授)
  • 「変化する世界での海洋生態系とその物質循環に対する役割」 マイケ ヴィゴ(スイス スイス工科大学研究員)
  • 「安全・安心な社会のために役立つコンピュータシミュレーション」 矢川 元基(東洋大学計算力学研究センター長・大学院教授)
  • 司会:高橋 桂子((独)海洋研究開発機構 地球シミュレータセンタープログラムディレクター)

<パネルディスカッション>

コーディネータ :
矢川元基
パネリスト :
ヤン・ジン キム(韓国 成均館大学教授・前副学長)
ニコラオス ニキフォラキス(英国 ケンブリッジ大学教授)
塩谷 隆二(東洋大学 総合情報学部教授)
高橋 桂子((独)海洋研究開発機構 地球シミュレータセンター プログラムディレクター)
田村 善昭(東洋大学 総合情報学部教授)
マイケ ヴィゴ(スイス スイス工科大学研究員)
山中 康裕(北海道大学大学院 地球環境科学研究院准教授)