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衛星からのマイクロ波放射計、レーダ、赤外放射計データを用いた降水推定アルゴリズムならびに全球降水マップに関する第4回国際シンポジウム開催報告
−2009年2月16日(月)〜2月18日(水) 東京都小金井市 (独)情報通信機構−

衛星からのマイクロ波放射計、レーダ、赤外放射計データを用いた降水推定アルゴリズムならびに全球降水マップに関する第4回国際シンポジウム(4th International Workshop on Precipitation Retrieval Algorithms Using Satellite Microwave Radiometer, Radar and IR Data)を2月16日〜2月18日に、東京都小金井市の(独)情報通信機構で開催しました。シンポジウムでは、国内外の研究者31名(講演件数39)による講演が執り行われました。

このシンポジウムは、JSTの主催、情報通信研究機構の後援の下、戦略的創造研究推進事業のCRESTで実施された宇宙からのマイクロ波放射計などを用いた降水強度推定アルゴリズムの開発とそれを用いた全球の降水マップ作成についての研究成果を世界に発信すると共に、国内外の同分野の第一線の研究者が一堂に会して公開の場で相互に意見交換をするために開催されました。

講演者は、CRESTの「衛星による高精度高分解能全球降水マップの作成」研究チームのメンバーならびにこの分野で顕著な業績をあげている米国の研究者であり、参加者総数は、51名(内海外研究者11名)でした。講演では、マイクロ波放射計、降雨レーダ、赤外放射計ならびにこれらを融合したアルゴリズムの最新の成果、同アルゴリズムを用いて作成された降水マップとその評価ならびに利用についての多方面にわたる発表が行われました。取り分け、CRESTで開発されたアルゴリズムがJAXAによって既に準リアルタイムの全球降水マップの作成と発信という社会に貢献する成果として結実していることやこのアルゴリズムを改良して、2013年に打ち上げが予定されている日米共同のGPM(全球降水観測計画)衛星に利用しようとする研究が日米双方で始まっていることなどについての最新の研究成果が参加者に大きな感銘を与えました。

衛星からのマイクロ波放射計、レーダ、赤外放射計データを用いた降水推定アルゴリズムならびに全球降水マップに関する第4回国際シンポジウム開催報告_1  衛星からのマイクロ波放射計、レーダ、赤外放射計データを用いた降水推定アルゴリズムならびに全球降水マップに関する第4回国際シンポジウム開催報告_2