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先端計測分析技術・機器開発事業の成果が2008年“超”モノづくり部品大賞を受賞!

“超”モノづくり部品大賞を受賞した「高耐圧金属微細流路部品」

先端計測分析技術・機器開発事業の開発課題「超高感度質量分析のためのサンプル前処理・導入システムの開発」(平成16~19年度、チームリーダー:夏目徹研究チーム長/産業技術総合研究所)に参画した株式会社テクニスコが「高耐圧金属微細流路部品」により、2008年“超”モノづくり部品大賞「機械部品賞」(モノづくり推進会議/日刊工業新聞社主催)を受賞しました。
「“超”モノづくり部品大賞」は、わが国のモノづくりを再興し、わが国の産業・社会の発展に貢献することを目的として、「縁の下の力持ち」的存在である部品・部材に焦点を当て、優れた“縁の下の力持ち”企業を顕賞する制度です。


株式会社テクニスコは、本事業のプロジェクトに参画し、精密電鋳によるマイクロ流路の開発を担当することにより、今回の受賞対象となった「高耐圧金属微細流路部品」の技術プロセスを確立しました。高耐圧・耐食性の強い金属素材での極微細流路加工技術に、今後、様々な分野での応用範囲が期待されています。 なお、平成20年度からは本事業の開発課題「タンパク質超高感度質量分析のための次世代微量サンプル導入システム」(チームリーダー:夏目徹研究チーム長/産業技術総合研究所)に参画し、引き続き開発を進めています。

  • 本事業の成果集(PDF版)も参照ください
  • https://www.jst.go.jp/sentan/seika/seika_2008.pdf