講演の部では、さきがけから3名の研究者及び共同研究者、CRESTからは3名の代表研究者が成果を発表した。技術紹介の部では、X線結晶構造解析、クライオ電子顕微鏡、NMR、高速AFM、1分子解析のブースを設け、各々さきがけ研究者が発表と質疑応答を行った。
@アドバイザー3名、研究者26名、事務局3名の32名が参加した。
A中村春木所長による概要説明、岩崎憲治 准教授(蛋白質研究所の電子顕微鏡について)、藤原敏道 教授(蛋白質研究所のNMRについて)の講義の後、参加者は3班に分かれて研究施設を見学した。
3期生が25分、1期生・2期生(修了者)は15分で前回の領域会議(H29年6月)からの研究成果を口頭発表した。また、ポスター発表(19日夜)も行った。
@アドバイザー6名、研究者21名、事務局4名の31名が参加した。
A金沢大学バイオAFM先端研究センター安藤敏夫教授の講義「高速AFMの原理、実際、バイオ応用、そして今後の展開」の後、参加者は2班に分かれて研究施設を見学した(古寺、角野研究者が引率)。
3期生は30分、1期生(修了者)・2期生は20分で前回の領域会議(H29年12月)からの研究成果を口頭発表した。また、ポスター発表(22日夜)も行った。通常の発表の他に、JST-Bay Area Structural Biology Workshop(1.23-26)について事務局と参加者9名が報告した。
JST-Bay Area Structural Biology Workshop and Laboratory Visitを開催し、さきがけ構造生命科学研究者と現地研究者の交流及び情報収集を推進した。Stanford 大学からはKobilka教授をはじめ12名が、その他、UCSF、UC, Berkeleyから各々1名が参加した。
Workshop後の24日午後には、SLAC National Accelerator LaboratoryのSSRL(Stanford Synchrotron Radiation Lightsource)とLCLS(Linear Coherent Light Source)を松井 勉スタッフの案内で訪問した。25日には、さきがけ研究者が事前の了解を得ていた研究者(研究室)を訪問し、交流を深めるとともに広く情報を収集した。
2期生12名が25分で3.5年間のさきがけ研究成果を発表した。その他、濡木 理アドバイザー(東大教授)が特別講演「新規トランスポーターの分子機構の構造基盤」を、1、3期生はポスター発表を行った。
1期生(大挑戦)、2期生、3期生は30分、1期生(修了者)は25分で前回の領域会議(H28年5月)からの研究成果を口頭発表した。また、ポスター発表も行った(12日夜)。
構造生命科学領域CREST関係者103人、さきがけ関係者41名が13チームに分かれて構造生命科学の今後の目標・問題点に関わる8テーマについて討論し、チームリーダーが討論結果を発表した。
2, 3期生全員と1期生1名(大挑戦)が28分で、1期生5名が15分で前回(H27年11月)からの研究成果を報告した。口頭発表の他に、16日の夕食後にポスター発表・意見交換会を開催した。
2期生、3期生が前回の領域会議(H27年6月)からの研究成果を30分で報告した。1期生は研究成果報告会(9日)で口頭発表を行ったためポスター発表(10日夜)を行った。
第1期生(平成24年度採択)11名が3年間の研究成果について30分の口頭発表を行った。2期生、3期生はポスター発表により研究内容を紹介した。
JSTのCREST生命動態、CREST構造生命科学、さきがけ細胞構成、さきがけ構造生命科学 4研究領域が合同シンポジウム(JST CREST-PRESTO joint international symposium〜Structural Biological Dynamics: From Molecules to Life with 60 trillion Cells〜)を東京で開催した。海外からは6名の著名研究者が口頭発表を行い、さきがけ構造生命科学からは4名が口頭発表、12名がポスター発表を行った。
研究者全員が前回の領域会議(H26年12月)からの研究成果を25分で報告し、前回の領域会議でアドバイザー等から指摘された点についての対応を報告した。口頭発表の他に、15日の夕食後にポスター展示・意見交換会を開催した。なお、研究者1-3期生全員33名が口頭発表する領域会議は今回だけとなる。
「最先端構造解析技術」、「蛋白質複合ダイナミズム」、「蛋白質構造ダイナミズム」、「膜蛋白質」の4セッションにおいてCREST 3期生5名、さきがけ3期生10名が口頭発表を行った(発表15分、質疑応答5分)。ポスター発表は、CREST研究者が35件で、さきがけ研究者は全員(33名)が行った。特別企画Tとして「創薬等PFからの提案(解析、制御、情報)」を、特別企画UとしてSPring-8、SACLA 見学・説明会(理研播磨)を開催した(18日)。
1期生11名、2期生12名が発表した(発表15分、質疑応答15分)。3期生は1、2期生の発表を聴講した。
さきがけ研究の制度理解と今後の研究の円滑な推進のために、さきがけ研究者、研究総括、JSTスタッフが一堂に会して説明会・交流会が開催された。
CREST生命動態との連携強化のためCREST生命動態 山本 雅 研究総括にCREST生命動態について説明していただいた。研究者全員が30分 (発表15分、質疑応答15分)で12月からの研究成果を報告し、前回の会議でアドバイザー等から指摘された点についての対応を報告した。今回は研究者が座長を担当したためか、質問等が多く活発な議論が行われた。
合同キックオフミーティングに引き続いて開催した。1期生が4月からの研究成果、今後の予定等を発表した(発表10分、質疑応答10分)。20日の夕食後には2期生も加わり、全員参加の意見交換会を行った。
CRESTとさきがけの連携を深めるためにH26年度も合同キックオフミーティングを開催した。CREST 2期生は発表;20分、質疑応答;5分、さきがけ2期生は発表;10分、質疑応答;8分、CREST1期生は発表;8分、質疑応答4分、さきがけ1期生は発表;7分、質疑応答;3分で研究の概要等を発表した。また、ポスター発表の時間を20日に設けた(CREST:42件、さきがけ:23件(研究者全員))特別企画として創薬等PF 3領域(解析、制御、情報)の説明があり、夕食後のナイトミーティングで領域ごとに質疑応答を行った。
さきがけ研究の制度理解と今後の研究の円滑な推進のために、さきがけ研究者、研究総括、JSTスタッフが一堂に会して説明会・交流会が開催された。
各研究者が2012年度下期の研究成果を発表した。昨年の12月にはCRESTとの合同キックオフミーティングが開催されたが、さきがけ単独の会議は初めてであり発表後活発な質疑応答が行われた。京都産業大学 永田和宏教授によるアドバイザー講演「小胞体ホメオスタシスの維持機構」が初日に行われ、夕食後は遅くまで意見交換会が開催された。
CRESTとさきがけの連携を深めるために合同キックオフミーティングを開催した。冒頭に石正JST戦略研究推進部長がJSTの事業、方針等を、田中研究総括、若槻研究総括が「構造生命科学」の概要を紹介した。口頭では、CRESTの代表研究者6名、さきがけの研究者10名(1名が病気のため欠席)が発表し、ポスターでは、さきがけ研究者10名の他、CRESTの研究者29名が発表し、活発な質疑応答が行われた。
2012年度に始まった文部科学省の創薬等支援技術基盤プラットフォーム(郷 通子委員長、田中啓二副委員長、若槻壮市解析拠点代表者)との連携を深めるために、第1回研究交流会にさきがけから研究者9人が参加した(CRESTからも参加して合計参加者は146人)。各領域長の発表、3件の招待講演の他に、解析領域、生産領域、バイオインフォマティクス領域から合計39件の発表があった。また,拠点間・領域間の共同研究、研究協力の可能性等について最大20名程度のグループでブレインストーミングを行った。
さきがけ研究の制度理解と今後の研究の円滑な推進のために、さきがけ研究者、研究総括、JSTスタッフが一堂に会して説明会・交流会が開催された。