高野 渉 タカノ ワタル
行動の記号化を基盤とした身振り・言語を通じてコミュニケーションするロボットの知能設計
東京大学 大学院情報理工学系研究科 講師
研究課題概要
環境を含んだ身体運動情報の記号と自然言語を結び付ける数理モデルを構築することによって、身振り手振りや言語を用いて人間とコミュニケーションするロボットの知能を設計します。人間の言動の大規模なデータを記号・言語の統計的ネットワークとして学習します。人間の傍らにいるロボットが人間の言動を知覚・理解・深読みしながら、運動を伴うタスクを協調して行う支援、適切な情報を提供する支援の実現を目指します。
さきがけヒューマン図鑑(研究者の人となりをご紹介します。)
1.行動の記号化→言語化によってコミュニケーションするロボット
〜運動を言葉として解釈し、言葉から運動を連想する知能〜
2.カオス理論→人工知能→ロボット→構造主義 (←拡大版はこちら)
〜理論の面白さ×ものづくりの楽しさ×思想のかっこよさ〜3.友達的で親近感のあるロボットが日常に存在する社会へ! (←拡大版はこちら)
〜工学・数学と哲学・認知学の「並列」と実世界で使える理論〜