胎生期、幼児期の栄養状態が、成人になってからの生活習慣病発症に影響するという、胎児プログラミング仮説(DOHaD)は、実験的解析が困難であるため、科学的検証は進んでいません。本研究では、モデル動物ショウジョウバエを用いて、内外の環境スト レスによるエピゲノム変化とその遺伝を解析し、ストレスがどのように生活習慣病などの発症に影響するかを明らかにし、新たな予防・診断・治療法への展開を目指します。