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次世代の物質科学・ナノシステムを探る

このたびJSTさきがけ2研究領域*の研究者有志が企画したシンポジウムを下記のように開催することとなりました。(*さきがけ「構造制御と機能」研究領域と「ナノシステムと機能創発」研究領域)

本シンポジウムでは、物質科学に携わる研究者に集まって頂き議論の場を設けることで、今後十年で目指すべき方向性を探ってみたいと思っております。皆様方の参加をお待ちしております。

次世代の物質科学・ナノシステムを探る

【開催の趣旨】

物質科学におけるイノベーションは既存の研究領域の発展のみならず、学際的に分野を横断した取り組みが必要不可欠である。昨年度、さきがけ「構造制御と機能」研究領域(岡本総括)と「ナノシステムと機能創発」研究領域(長田総括)での合同領域会議が開催された。本会議では、ビルドアップ型のナノテクノロジーによる機能性物質の創成とボトムアップとトップダウン手法を融合した機能創発を目指す領域間の議論が大いに白熱した。新研究領域開拓のために幅広い研究者との交流を継続していく重要性を強く感じた。

そこで本シンポジウムでは、物質科学に携わる研究者を幅広く募り議論の場を設けることで、今後の10年で目指すべき物質科学の方向性を探ってみたいと思う。

【概要】
*開催日時2012年1月6日(金)10:00-20:30
*会場北海道大学構内遠友学舎( 北海道札幌市北区北18 条西7 丁目北海道大学構内)
遠友学舎URL
http://www.hokudai.ac.jp/bureau/info-j/enyuu.htm
*参加費無料
*交流会費一般3000円 学生1500円
*参加・ポスター申し込み締め切り12月28日(水)
*申し込み先E-mail kakugo□sci.hokudai.ac.jp (角五彰)
※□を@に変更してください。
*主催JSTさきがけ「ナノシステムと機能創発」研究領域
*共催北海道大学グローバルCOE
*呼びかけ人ナノシステムと機能創発:藪浩、内藤昌信、角五彰
構造制御と機能:中西尚志、植村卓史
*ダウンロード●ポスターダウンロード
●プログラムダウンロード
【シンポジウムプログラム】
10:00〜10:10開会挨拶
長田義仁(さきがけ「ナノシステムと機能創発」領域 研究総括)
10:10〜11:10特別講演
彌田智一(ERATO彌田超集積材料プロジェクト 研究総括)
「ナノ・マイクロ物性工学のためのテンプレートプロセス創製―液晶ブロックコポリマーと植物微細構造―」
11:10〜11:55一般講演
佐々木善浩「リポソームによる人工細胞の創製」
池内真志「トップダウンによる細胞操作」
田川美穂「DNAセルフアセンブリによるナノシステムの創製」
11:55〜13:15昼食・休憩
13:15〜14:15特別講演
四方哲也(ERATO動的微小反応場プロジェクト 研究総括)
「進化能をもつ人工細胞モデル」
14:15〜15:30一般講演
中西尚志 「自己組織化および非組織化有機材料」
前田大光「アニオン応答性π共役系分子を基盤としたイオンマテリアルの創製」
植村卓史「創造型ナノ空間を用いた精密高分子合成のその後」
永野修作「ミクロ相分離構造のアクティブ配向制御」
横山英明「超臨界二酸化炭素によるナノ相分離の制御」
15:30〜15:45休憩
15:45〜16:15講演
山内美穂(CREST二酸化炭素排出億誌に資する革新的研究 研究代表者)
「エチレングリコールを燃料とするカーボンニュートラルエネルギーサイクルの開発状況」
16:15〜17:15一般講演
上野隆史「蛋白質集合体のメゾスケール機能デザイン」
梅津光央「有機無機材料と接合するペプチド・蛋白質設計」
内藤昌信「生体材料のキラリティを利用した円偏光発光性超分子の創発」
松浦和則「合成ウイルス学を目指したペプチド自己集合系の構築 ならびにエキゾチック自己組織化材料グループの設立」
17:15〜17:30休憩
17:30〜18:15招待講演
岡畑恵雄(東京工業大学)「これまでの研究生活を振り返って」
18:15〜18:25閉会挨拶
岡本佳男(さきがけ「構造制御と機能」領域研究総括)
18:30〜20:30ポスター発表 兼 交流会

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