科学技術振興事業団報 第86号

平成10年12月25日
埼玉県川口市本町4-1-8
科学技術振興事業団
電話(048)226-5606(総務部広報担当)

戦略的基礎研究推進事業「内分泌かく乱物質」研究領域における平成10年度研究代表者および研究課題の決定について

 科学技術振興事業団(理事長 中村守孝)では、この度、「戦略的基礎研究推進事業」における「内分泌かく乱物質」研究領域における平成10年度採択研究代表者および研究課題を決定した。
 この事業は「科学技術創造立国」を目指し、明日の科学技術につながる知的資産の形成や新産業の創出を図るため、科学技術振興事業団と国立試験研究機関や大学などが共同研究契約または委託研究契約を締結し、基礎研究を推進するものである。
 科学技術振興事業団では、国(科学技術庁)が科学技術政策に基づいて決定した戦略目標「環境にやさしい社会の実現」のもとに、「内分泌かく乱物質」研究領域を設定し、平成10年9月16日から平成10年10月30日の間、国立試験研究機関や大学などに所属する研究者から研究提案を募集した。その結果、最終的に196件の応募があった。
 募集締切後、研究統括および領域アドバイザー(別紙1)が主体となって、別紙2の選考基準により書類審査および面接審査(事前評価)を実施し、最終的に7件の研究代表者および研究課題を採択した。今回採択した7件の研究チームは主に国立試験研究機関や大学、民間企業など、複数の異なるセクターの研究者から構成されている。なお、採択研究代表者および研究課題と併せ、選考に対する研究統括の総評を示す。
 採択された研究代表者の平均年齢は50.3才(応募時点)であり、所属機関ごとの件数は(別紙3)のとおりである。また研究課題の概要は(別紙4)のとおりである。
 今後、所定の事務手続きを行った後、研究を開始する予定である。
 なお、この研究領域は平成10年度第一次補正予算により発足したものである。

戦略的基礎研究推進事業の概要

戦略的基礎研究推進制度における戦略目標について

戦略目標および研究領域の概要

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