明日の科学技術につながる知的資産の形成を目的とする「戦略的基礎研究推進制度」については、科学技術庁が定める「戦略目標」に基づき、それを実現するのに必要な「研究領域」及び「研究統括」を科学技術振興事業団が設定し、研究領域別に研究統括の下で優れた研究提案の募集・採択を行っている。
平成10年度の研究実施に当たり、次の2つの戦略目標を決定するとともに、募集対象を拡大する。
(視点)
・新産業の技術の芽の探索等を通じて社会の活性化を促進する。
・革新技術の芽が分子レベルでの新しい機能発現を通じて発生しつつある。
↓ 戦略目標「分子レベルの新機能発現を通じた技術革新」 |
(視点)
・人類の生存を脅かす地球温暖化等の環境破壊へ対応する必要がある。
・資源を循環させ、エネルギー消費を抑えた効率的利用の社会システムを構築する必要がある。
↓ 戦略目標「資源循環・エネルギーミニマム型社会システムの構築」 |
・民間企業研究者を研究代表者とする研究提案についても募集を広げる。
・異なるセクターの研究者でチームを構成している研究提案の採択を優先する。
This page updated on June 19, 1998
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