用語解説


サンドイッチELISA法(2抗体酵素抗体法)

 ELISA法(Enzyme-Linked Immuno-Sorbent Assay)は、抗体が特定の物質との結合に対して極めて特異的であることを利用し、抗体を酵素で標識し、抗体と結合する物質を検出する方法の総称である。サンドイッチELISA法は、検出対象物質と結合する部位が各々異なる2種類の抗体を用いて、より特異的に物質と結合させて検出する方法であり(図)、感度や再現性等に優れていることから、現在の免疫学的測定法の主流となっている。

アジュバント

 抗原とともに投与することにより、抗原に対する免疫反応を非特異的に増強する物質。

ミエローマ

 骨髄細胞から発生する腫瘍で、増殖しない抗体産出細胞と細胞融合させることにより、融合細胞に増殖能を付与することができる。

grf1.jpg


This page updated on April 20, 1998

Copyright© 1998 Japan Science and Technology Corporation.

www-pr@jst.go.jp