課 題 名 | 「LDアレイパワーレーザー」 | ||||||
研 究 者 | 大阪大学 助教授 實野 孝久 | ||||||
所 有 者 | 大阪大学 助教授 實野 孝久 浜松ホトニクス株式会社 科学技術振興事業団 | ||||||
委託企業 | 浜松ホトニクス株式会社 | ||||||
開 発 費 | 700,000千円 | ||||||
開発期間 | 平成10年3月~平成15年3月 | ||||||
評 価 | 本新技術は、複数個のレーザーダイオード(LD)からなるLDアレイの光を微小部分に集光することで、高い出力と集光密度が得られるLDアレイパワーレーザーに関するものである。 本開発では、LDの導波路構造と屈折率分布を検討して、集光が容易なシングルモード発振を高出力時にも維持することが可能となった。また、出射部の光密度と電流注入を低減して温度上昇を抑えることで、高出力発振時の長寿命化をはかった。本開発のLDは近接して配置しても光結合等による効率の低下が少ないため、集積密度を高めて全体の出力を向上させることが可能である。高集積アレイを用いた試験では、1.0×105W/cm2以上の出力を1000時間以上(パルス駆動)にわたって維持することが確認できた。 本新技術によるLDアレイパワーレーザーは、小型で効率が高く取扱いも容易であることから溶接、切断、マーキング加工用光源等への応用が期待される。 | ||||||
評 価 者 |
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評 価 日 | 平成15年7月2日 |
本件に関する問い合わせ先 東京都千代田区四番町5-3 科学技術振興事業団 開発部 開発推進課 菊地博道、二階堂知己 Tel: 03-5214-8995,Fax: 03-5214-8999 |
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