(資料4)

新規採択研究代表者・個人研究者および研究課題概要


○チーム型研究(CRESTタイプ)
戦略目標 「新しい原理による高速大容量情報処理技術の構築」
研究領域 「情報社会を支える新しい高性能情報処理技術術」

氏名 所属機関 所属学部・
学科など
役職 研究課題名 研究課題概要
加藤 和彦 筑波大学 電子・情報工学系 助教授 自律連合型基盤システムの構築 膨大性、多様性、開放性を有する利用環境において、自律性と複合性を複合的に構成することができる情報基盤システムの設計原理の確立、同原理に基づいたシステム実装、及びその有効性の検証に関する研究を行います。統一的な設計原理として、仮想計算環境の原理について研究を行い、物理環境とは独立に自律性を有する仮想計算環境を構成し、さらに複数の仮想計算環境を連合させ、自律性を有する計算環境を構成可能とします。
松井 俊浩 (独)産業技術総合研究所 デジタルヒューマン研究センター センター長代理 ヒューマノイドのための実時間分散情報処理 低遅延での処理の切り替え、優先度制御可能な通信リンク、高いベクトル演算能力を備える実時間処理用マルチスレッドプロセッサを開発し、その上で動作する実時間分散処理オペレーティングシステムを実現することにより、10マイクロ秒以下のハードリアルタイムの分散情報処理を可能にします。システムとしヒューマノイドロボットを実時間分散制御できることを実証します。
横田 治夫 東京工業大学 学術国際情報センター 教授 ディペンダブルで高性能な先進ストレージシステム 高度情報化社会で必須の高性能で高信頼の並列分散ストレージシステムの構成技術提供を目的として、アクセス負荷バランスと容量バランスの両立、負荷均衡化や対故障処理と通常処理の両立、格納されるコンテンツの特徴を生かした柔軟なデータ管理といった技術を研究します。また、5年後には、これらの管理技術が商用ストレージシステムに取り入れられることを目指します。

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This page updated on September 18, 2003

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