【語句説明】


(注1) オルガネラ・・・ 細胞小器官。真核細胞の内部に存在する、細胞のさまざまな機能を分業している構造単位。核、ミトコンドリア、小胞体などそれぞれが機能分担して細胞を形成している。
(注2) DNase II・・・ マクロファージに存在する核酸分解酵素。線虫(C. elegans)ではNuc-1と呼ばれ、アポトーシスを起こした細胞のDNAを分解する酵素と考えられており、哺乳動物でもこの酵素がアポトーシスに関与していると考えられる。
(注3) リソソーム・・・ ゴルジ体から分かれて生成し、細胞内外の生体高分子を加水分解酵素によって消化する器官。
(注4) オートファジー(自食作用)・・・ 自らの細胞質成分であるオルガネラをリソソームで分解する現象。細胞が栄養欠乏状態になったときに自分自身を一部分解することで、細胞活動の活性を下げ、さらに、その分解産物を栄養源として利用する、といった作用。

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