課 題 名 | 薬剤投与型高機能バルーンカテーテル | ||||||
研 究 者 | 九州大学大学院医学研究院 医用工学分野 教授 松田武久 | ||||||
所 有 者 | 株式会社 ヴァーユ | ||||||
委託企業 | 株式会社 東海メディカルプロダクツ | ||||||
開 発 費 | 113,000千円 | ||||||
開発期間 | 平成10年3月27日~平成15年3月31日 | ||||||
評 価 | 本新技術は、虚血性心疾患の治療に使われるPTCA(経皮的冠動脈形成術)バルーンカテーテルに、再狭窄を防止する薬剤を投与する機能を持たせたバルーンカテーテルの製造技術である。本カテーテルは、バルーン拡張用ルーメン、薬剤投与ルーメン、血流ルーメンの3つの管から成り立っており、バルーンにより狭窄部位を広げ、血流ルーメンに血液を流し血流を確保しながら、薬剤投与ルーメンを使用して再狭窄予防薬を局部的に患部に投与・滞留させることを可能にした。 本新技術は、従来出来なかった薬剤の局部投与と滞留を可能にする技術であり、冠動脈の再狭窄防止への適用のみならず、今後、様々な医療分野への応用が期待される。 | ||||||
評 価 者 |
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評 価 日 | 平成15年6月4日 |
本件に関する問い合わせ先: | 東京都千代田区四番町5-3 科学技術振興事業団 開発部 菊地博道、住本研一 (電話:03-5214-8435) |