図1



図1: 細胞運動の推進力はRhoファミリーGタンパク質によるアクチン線維の重合によって生まれる。

 RhoファミリーGタンパク質はアクチン細胞骨格系を調節することで細胞の形や運動を制御している。主にCdc42, Rac, Rhoの3種よりなり、Cdc42が糸状仮足形成を、Racが葉状仮足形成を、Rhoがストレスファイバー形成を制御する。特に細胞先端部で生じる糸状仮足形成や葉状仮足形成が細胞に推進力を与える。よってこれらの構造形成にかかわるタンパク質を見つけることは細胞運動機序解明の分子基盤を与える

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