【用語解説】

※1 TGP: 熱可逆性ゲルポリマー(Thermoreversible Gelation Polymer) の略。10℃以下で水溶液状のゾル状態に、25℃以上でゲル状態になる特徴を持つ。
 TGPを用いる抗癌剤感受性検査法は、固形癌(進行大腸癌)および浮遊癌(癌性腹水、癌性胸水)を適応症として平成14年に厚生労働省より高度先進医療として承認された(聖マリアンナ医科大学病院)。

※2 真陽性率: 感受性検査の結果、特定の抗癌剤が有効と判定された患者にその抗癌剤を投与して実際にその効果が認められた患者の割合。

※3 HDRA (Histoculture drug response assay)法: コラーゲンゲル上で癌組織片を培養し、抗癌剤感受性を試験する方法。HDRA法は固形癌(胃癌)を適応症として厚生労働省より高度先進医療として承認されている(平成12年:大阪医科大学付属病院、慶応義塾大学病院、平成13年:大阪市立大学医学部付属病院、名古屋大学医学部付属病院)。
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