*1 欠陥
フォトニック結晶の周期性を人為的に乱した部分のことを欠陥と呼ぶ。通常の場合、欠陥は良くない意味で使われる場合が多いが、フォトニック結晶においては、欠陥は一般に良い意味で使われ、光を制御するための核となるものである。
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*2 光アッド・ドロップ機能
現在の通信網は、光ファイバーに様々な波長をもつ光を伝播させて情報伝送を行っている。ここでキーとなる機能は、それらの複数の波長の光を、分波(ドロップ)したり、合波(アッド)したりする機能である。現在のところ、これらドロップ(あるいはアッド)機能をもつデバイスは、光の漏れを防ぐために、インチ角サイズという非常に大きさサイズであり、その小型化が急務となっている。図6参照。
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*3 SOI ウエハ
Silicon on Insulatorの略。シリコン(Si)薄膜が、酸化シリコン(SiO2)を介して、シリコン基板の上に、形成されたものである。もともと電子デバイス用に開発されたウエハであるが、近年、光デバイスにも用いられつつある。
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*4 Q値
Quality FactorのQをとって、Q値と呼ばれる。これは、共振器の良さとも呼ばれ、どのぐらい強く光を共振器中に閉じ込めることが出来るかの目安となる。Q値が大きいほど、より強く光を閉じ込めることが出来るようになる。
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