新規採択研究代表者・個人研究者および研究課題概要 社会技術研究プログラム |
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研究領域「社会システム/社会技術論」 |
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総評:研究総括 村上 陽一郎(国際基督教大学国際学部 教授) | |||||||||||||||||||||||||
昨年度は最初の年度だけあって、応募者の方々にも手探りのところがあったのか、およそ様々な応募内容であった。たしかに本領域は、内容の規定に曖昧なところがあり、色々な可能性を含んでいるだけに、応募提案が収斂し難いのは予想されたことではあった。 本年度は、応募件数も昨年に比べれば半減とも言える数で、内容も多少収束してきた感がある。そのことは、本来ならば開かれた性格のものとして存在する本領域の門戸を、暗黙のうちに狭めつつあるのではないか、という自戒を促すものであると同時に、しかし今年度は、各応募書類が2人のレフェリーに余裕を持って検討して戴けたことはここにご報告できる。書類上の審査の結果、10件が面接の運びとなり、それぞれ熱の篭ったプレゼンテーションを伺うことができた。いずれも劣らぬ意欲的で、新鮮な内容であり、最終決定に持ち込むのには大変な困難があったことは、こうした場面の通例とは言え、このプログラムに携わる人間としての責任をあらためて感じさせた。 結局3件が最終的に残されたが、テーマによっては、他の領域(公募領域、ミッション・プログラムの双方)とのオーヴァーラッピングがあるものもあった。そうした場合の対処策は、社会技術研究システム全体の中での検討課題であり、すでに検討を始めているところであるが、応募者もまた、応募先の選定に当たって充分配慮して下さるよう、ここにお願いのコメントを書いておきたい。 |
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This page updated on October 31, 2002
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