新規採択研究代表者・個人研究者および研究課題概要 さきがけプログラム |
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研究領域「機能と構成」 |
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総評 : 研究総括 片山 卓也(北陸先端科学技術大学院大学 教授) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「これからの社会を支える先進情報システムとその構成を目指して」 本領域は、先進情報システムとその構成に向けて、独創性に富んだ提案を積極的にとりあげようとするものです。具体的には、これからの社会を支える高度な機能をもった情報システムの構築を目指し、そのための構成や構築方法に関して、基本技術や先進応用事例および基礎となる理論の研究を行います。 例えば、ソフトウェア、ネットワーク、プロセッサ、分散・実時間・埋め込みシステム、セキュリティ、設計・実装・進化方法論と環境、テスト・検証技術、形式的手法、高信頼性技術、ユーザインタフェースなどの研究を含みます。 平成14年度の「機能と構成」領域の応募は42件ありました。その内訳は、ソフトウェア開発技術・プログラム言語等ソフトウェア技術に係わるものが17件、ネットワークの構築技術・利用技術等ネットワークに係わるものが7件、システムやデータベース構築技術に係わるものが12件、ハードウェア開発技術等を含めその他が6件となっています。 本年度も昨年度と同様やや少ない応募結果となりましたが、わずかに増加しており、全体としては応募件数が減少傾向にあることを考えれば、応募促進活動の効果が多少はあったものと考えられます。 これらの研究提案は、8名の領域アドバイザーに審査を依頼し、第一次として20件を選定しました。この20件については、第二次審査として面接による審査を行い、最終的に研究総括と領域アドバイザーの合議により採択課題7件を決定しました。 本年度も期待したほどの十分な数の応募者を集めることは出来ませんでしたが、採択された提案は、いずれも優れたものでありました。採択に至らなかった提案の中にも捨てがたい独創性の高い研究計画が少なくなく、これらを採択課題に加えられなかったことは残念です。 |
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This page updated on October 31, 2002
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