新規採択研究代表者・個人研究者および研究課題概要 さきがけプログラム |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
研究領域「情報基盤と利用環境」 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
総評 : 研究総括 富田 眞治(京都大学 教授) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
この研究領域は、昨年度からスタートし、本年度は第二年次である。10億個のトランジスタがチップ上に集積できる時代、およびインターネットでコンピュータ利用環境が激変する時代における、新しいコンピュータシステムの基盤技術と利用技術に関連した研究提案を募集している。 今年度の募集にあたり、情報処理学会・電子情報通信学会の会員や本領域の参加研究者が所属する機関に対して「さきがけ研究21」の趣旨および本領域の研究活動について広報活動を行ったにもかかわらず、研究提案が24件と昨年の42件から減少した。しかしながら研究提案としては総じてレベルは高く、選考は困難を極めた。 応募件数の内訳は、アーキテクチャ7件、ソフト・コンパイラ・OS4件、DA/CAD・システムLSI6件、インターネット・マルチメディア7件であった。 応募課題は広範で多岐にわたるため、研究総括並びに複数のアドバイザーによる査読、評価を行い書類選考では12件を面接選考対象とした。さらに面接選考で6件を採択研究提案として選定した。今年度はコンピュータシステムに関わる環境が激変するなかで、将来のコンピュータ利用環境から生じるニーズと集積回路技術を中心としたシーズを融合する新しい独創性のあるコンピュータシステム構築技術に関する研究の採用に配慮した結果、有望且つ斬新な研究提案を選定することができた。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
This page updated on October 31, 2002
Copyright©2002 Japan Science and Technology Corporation.