課 題 名 | 「熱融着粉体による部分浸炭防止技術」 | ||||||
研 究 者 | 関西大学 教授 赤松 勝也 | ||||||
所 有 者 | 関西大学 教授 赤松 勝也 外 | ||||||
委託企業 | 株式会社ナード研究所 | ||||||
開 発 費 | 75,958千円 | ||||||
開発期間 | 平成10年3月~平成14年3月 | ||||||
評 価 | 本新技術は、浸炭防止効果のある酸化硼素、ポリエチレン等の熱可塑性樹脂及び無機添加剤を混練分散した熱融着粉体を作製し、部分的に加熱した鋼部品に融着させて浸炭防止を行う技術に関するものである。 本新技術では、鋼部品等を高周波誘導加熱等により所望の部分のみ加熱し、熱融着粉体により浸炭防止被膜を形成するもので、従来の浸炭防止材塗料に比べて浸炭防止被膜形成工程が簡便化されると共に、小型ロボットの採用により工程の自動化を実現したものである。 本新技術は、煩雑な浸炭工程の自動化や有機溶剤を用いないため作業環境が改善され、また地球環境負荷を低減できるため、自動車や工作機械等の鋼製機械部品の製造工程における浸炭防止に広く利用が期待される。 | ||||||
評 価 者 |
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評 価 日 | 平成14年6月28日 |
本件に関する問い合わせ先 | 東京都千代田区四番町5-3 科学技術振興事業団 開発部 第二課 日江井純一郎、福富 博 Tel: 03-5214-8995 ; Fax: 03-5214-8999 |
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