細胞内シグナル伝達経路
・・・・ホルモン、神経伝達物質、細胞増殖因子、サイトカイン等の細胞外シグナル伝達物質を受容した細胞が、これを細胞内に正確に伝達することを細胞内シグナル伝達機構と呼び、その過程での細胞内における蛋白間相互作用の連続反応を細胞内シグナル伝達経路という。基本的には上流のシグナルを受けて“ON(活性型)”になり、下流にシグナルを伝達した後に“OFF(不活性型)”に戻るということを繰り返しながら、シグナルを伝達している。
MAPキナーゼカスケード
・・・・MAPキナーゼは分子量約4万のタンパク質リン酸化酵素である。さまざまな真核生物の細胞種でMAPキナーゼキナーゼキナーゼ→MAPキナーゼキナーゼ→MAPキナーゼのリン酸化カスケードを形成し細胞膜から核へのシグナル伝達で重要な役割を果たす。
戻る
|