事  業  内  容


 

1. 事業内容
「超高精度多周波数光パルス発生器の開発・製造・販売・サービス」
光パルス発生器は、単一周波数のレーザ光から複数の周波数のレーザ光を発生する装置である。
科学技術振興事業団で行った「超高精度多周波数光パルス発生器」の研究開発成果を世界初の「光コム発生器」として広く市場に提案し、光通信用の光源や分析機器などに用いる簡便なレーザ光源など通信分野、環境分野、福祉医療分野でのお役立ちを通じて社会に貢献していく。
 
2. 事業コンセプト
(1) 世界市場で通用する独創的な超高精度「光周波数コム製品」の開発、供給
(2) 投下資本のミニマム経営
(3) 高品質・信頼性の確立
(4) 人材活性化経営
 
3. 製品・技術・サービスの特長
(1)新規性・独自性
1) 広い周波数範囲で多数の周波数安定(波長安定)なレーザ光を発生することが可能になった。
2) 光の周波数を直接測定することが可能な初めての商品である。これにより「100億分の1」という超高精度な分解能が得られるようになった(従来は波長測定により1000万分の1まで)。
3) 任意の波長で可能であること。
4) 小型・軽量・シンプルな構造で、且つ価格がリーズナブルであること。
(2)成長性
1) 光通信(波長多重光通信、時分割多重光通信)への応用
2) 環境分析など微量物質の分光分析への応用
3) 光CT利用による医療分野
4) 「ナノ」を扱う測定分析機器へ向けた応用
(3)競合性
1) モードロックレーザタイプ光周波数コム発生器(独:MenloSystems)
2) 半導体レーザモードロック(NTT)
当社の光コム発生器は超高精度で、小型・軽量・シンプル構造及びリーズナブルな価格で、量産性・他機器への応用に優位性がある。なお、知的所有権は、既に基本特許、関連特許および応用特許を多数出願済みである。
4. 収益の源泉
1) 独創的な光コム製品化による創業者利潤
2) 光コムブランド力による高付加価値化
3) 顧客ニーズ特別仕様設計、製品化により付加価値を高める

 


This page updated on May 22, 2002

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