科学技術振興事業団報 第188号
平成13年11月9日
埼玉県川口市本町4−1−8
科学技術振興事業団
電話(048)226-5606(総務部広報室)

「若手個人研究推進事業(さきがけ研究21)」
平成13年度採用研究者及び研究課題の決定について

 科学技術振興事業団(理事長 沖村 憲樹)では、この度「若手個人研究推進事業」(さきがけ研究21)における平成13年度採用研究者及び研究課題を決定した。
 本事業は、これまで「個人研究推進事業(さきがけ研究21)」、「若手研究者研究推進事業」として実施していた事業を今年度より統合的に運用するものである。この事業には、【個人研究型】と【ポスドク参加型】の2つの方式を設けており、時代を先駆ける科学技術の芽を創るため、柔軟な発想とチャレンジ精神を持った30歳代を中心とした若手研究者に焦点をあて、研究者個人の独創性を活かした技術シーズ創出型の基礎的研究を推進するもので、その研究成果が新技術の創製、新しい科学技術分野等の開拓につながることを,目指している。【個人研究型】は、選定された研究者がその研究構想の実現に向けて自ら研究を行う方式であり、【ポスドク参加型】は、必要な研究員、技術員とともに2〜3名の研究グループを編成し、研究を行う方式である(概要を参考1に示す)。
 本年度は、【個人研究型】で9領域、【ポスドク活用型】で6領域、計15領域(参考2に示す)を設定し、平成13年6月22日から平成13年8月13日の間、産学官各界の30歳代を中心とした若手研究者から、研究領域ごとに研究提案を募集した。その結果、最終的に全体で1,553件の応募があった。
 募集締切後、別紙1の評価者が別紙2の評価基準により書類審査および面接審査(事前評価)を実施し、最終的に145件の研究者および研究課題を採択した。別紙3に採用者の研究概要を示す。
 なお、採択された研究者の所属機関ごとの件数は別紙4のとおりである。

この発表についてのお問い合わせは、研究推進部 若手個人研究課の蔵並、小松までご連絡下さい(電話 048-226-5641)。

This page updated on November 12, 2001

Copyright©2001 Japan Science and Technology Corporation.

www-pr@jst.go.jp